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インフルエンザや肝炎などのワクチンを製造している、熊本市の化学及結成療養研究所(以下化血研)が、医薬品製造販売事業の譲渡を積極的に行う意向を示しました。

化血研は2016年1月、国の規則とは異なった方法でワクチンを製造したとして、110日間の業務停止を受けていました。
その際に、アステラス製薬との事業譲渡交渉もしていましたが、条件が折り合わずに頓挫していました。

イメージの悪化から職員の離職も生じていましたが、今回の取り組みをきっかけに体制の再構築と信頼の回復を目指します。

5月30日に就任した木下統晴新理事長は、6月8日、熊本県知事を訪問し、国や県、関係者との話し合いを進めながら事業譲渡の検討を進めていくと報告しました。

今回の譲渡の話が進んでいけば、大幅な再構築が行われます。
化血研はA型肝炎ワクチンが国内製造シェアが100%であり、製薬業界に大きな影響を及ぼしています。

今後続報にも注目しておきましょう。

化血研が理事長交代 事業譲渡の方針へ
(更新日:2017/06/15)
**参考**

『医薬品事業の譲渡検討 化血研、独立路線を転換』
(2017.6.9付 日本経済新聞)

『化血研新理事長 事業譲渡進める方針』
http://www.asahi.com/articles/ASK692J4XK69UBQU006.html (朝日新聞デジタル)
(最終閲覧2017.6.13)

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